【東京ワイン会】4月27日(土)15時-17時30分
@グリニッチミールタイム(恵比寿)


【日 時】4月27日(土)15時-17時30分
【場 所】カフェレストラン「グリニッチミールタイム」(東京・恵比寿)
【テーマ】「ドイツワイン入門~スパークリングから、赤、極甘口白まで~」
【費 用】1名5,000円

 

ドイツワイン、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?スウィーティーなワインを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

確かに、ドイツワインの中でも「トロッケンベーレンアウスレーゼ」は「世界3大貴腐ワイン」の一つに選ばれており、秀逸な極甘口ワインの産地であることは間違いありません。

 

ただ、他にも素晴らしい赤ワインや辛口の白、スパークリング等、ドイツワインには様々なバリュエーションがあるのです。ということで、今回は、スパークリング、辛口白、赤(2種類)、極甘口白合計5本のワインを、じっくり試飲して頂きます。

ぜひ、「ドイツワインの奥深さ」に、吸い込まれてしまってください!!

 

当日ご用意するワインは、以下5銘柄の予定です。


1.(泡)キュベ・ピノ・ブリュット 2004/ サンクト・ラウレンティウス
2.(白辛口)ザールブルガー・クップ・RI 2009/ ハインツ・ワグナー
3.(赤)シュペートブルグンダー 2007/ リンゲンフェルダー
4.(赤)オニキス 2003/ リンゲンフェルダー
5.(白極甘口)ブラウネベルガー・ユッファー・ゾンネンウーア・アウスレーゼ・ゴルトカプセル・AP9 2004/ フリッツ・ハーク

 

講師は、世界の銘醸ワインを取り扱うインポーターで、生産者をしっかり見極めて厳選していることでも定評のある

「株式会社稲葉」の小柳氏に行なっていただきます。

参加費用は、1名5,000円(当日現金でお支払いください)。

参加者は、上記ワインを通常の2割引!でご購入いただける特典付きです。

 

ご参加を希望される方は、お手数ですがこちらの申込フォーム(←クリックしてください)にご入力をお願いいたします。

 

※開催場所の都合上、申込が12名となった時点で締め切らせて頂きます。あらかじめご了承ください。

ネッビオーロの不思議。東京ワイン会【by K】

先日開催された、第三回東京ワイン会に参加してきました。
今回のテーマは『ネッビオーロ』です!

 

ネッビオーロといえば、もう説明は不要ですよね。
バローロ、バルバレスコ、そして少し珍しいですがスフォルツァート・ディ・ヴァルテリーナという偉大なるワインを生み出す葡萄です。

 

今回テイスティングしたのは下の6種類。

1.バルバレスコ・リゼルヴァ 2006/ テッレ・デル・バローロ…古典
2.バルバレスコ・ガイア・プリンチペ・リセルヴァ 2006/ ロベルト・サロット…モダン
3.バローロ・リゼルヴァ 2005/ テッレ・デル・バローロ…古典
4.バローロ・リゼルヴァ・アウダーチェ 2006/ ロベルト・サロット…モダン
5.ヴァルテリーナ・スフォルツァート 2005/ ネラ…モダン
6.ヴァルテリーナ・スフォルツァート・メッセーレ 2001/ カーヴェン…モダン

 

うーん、これだけ揃うと壮観ですね~。
ネッビオーロに絞ったテイスティング会はあまりないので、楽しんで試飲してきました!
そして今回さらにおもしろかったのが、古典派とモダン派の比較もできたことです(上記ワイン名に「古典」「モダン」と記載)。

 

これから、古典派とモダン派の違いを簡単に説明したいと思いますが、
前提としておさえておきたいのが、『ネッビオーロ』ってやつがとっても気難しくて、めんどくさいやつだってこと。
そもそも北イタリアの風土にしか合わないし、酸味とタンニンが強く、若いうちはとても飲めたもんじゃないのです。
しかしそれが熟成されてくると…あの偉大なるバローロ・バルバレスコを生み出します。

 

一言で言うと、気難しさ(酸味)と熟成(タンニン)の葡萄かな。

ブルゴーニュのピノノワールと相通じるものがありますね~。
でも両方とも、もし人間だったら恋人にはしたくても、結婚はしたくない感じもしますが 笑

それを踏まえて。

 

【古典派】
気難しい放蕩息子(ネッビオーロ)を田舎でのびの~び育てて、本来のポテンシャルを十分に引き出して作ったワイン。
具体的な製法と特徴は
・1~2ヶ月といった長期間のマセレーションに大樽を使用し数年にわたって長期熟成。
(これで酸味とタンニンのバランスを整える)
・酸化した色合いと風味が特徴で、樽香は控えめ。
(長期熟成の特徴)
です。
これで出来上がると、放蕩息子は見事に柔和な面持ちであごひげを蓄えた紳士に変化します。

 

【モダン派】
気難しい放蕩息子(ネッビオーロ)を若いうちに海外留学させて、本来のポテンシャル以外の要素を付け加えて作ったようなワイン。
具体的な製法と特徴は
・1~2週間での短期間マセレーション、新樽率をあげた小樽(バリック)を使用。
(バリックを使用することで短期間で酸味・タンニンが抑えられる)
・その結果、鮮やかでフレッシュ、樽の複雑味と果実味、凝縮感に溢れるワインになる。
です。
この場合、紳士というよりもバリバリの若手ビジネスマンって感じですね。

 

これらを踏まえて、さっそく試飲!

今回は僕の印象に残った3本についてコメントさせていただきます。

 

◆3.バローロ・リゼルヴァ 2005/ テッレ・デル・バローロ…古典
もともと超めんどくさいブルゴーニュのピノを愛する僕としては、今回の中で一番好きなワインでした。
いわゆる「肌(口?)に合うワイン」という感じです。
色合いはややガーネットがかった紫で、熟成を感じさせます。香りはそんなに枯れておらず、まだ葡萄の瑞々しさを感じられるほど。特徴であるスミレの香りはあまり感じず、とてもバランスのよい印象です。

味わいは…やはり旨い!
口の中で旨味がじわじわとひろがります。古典派の、このじわじわ感が好きなんですよねー。
小売価格3,600円とはとてえも思えません。
古典派のよいところを知るにはうってつけの1本でしょう。

 

◆4.バローロ・リゼルヴァ・アウダーチェ 2006/ ロベルト・サロット…モダン
美しいルビー色をしていますが、さすがに7年熟成されてるだけあり、ややオレンジがかってきています。
香りは、さきほどの古典派バローロと比べると目が覚めるような鮮烈かつエレガントな香りです。
当然樽由来のバニラやオークの香りが混ざっていますが、「モダン!」と意気込んで飲んだものの、そんなに激しく自己主張はせず、バランスがとれています。
どうやら熟成の製法として、
2か月ステンレス⇒2年フランス産樽⇒6か月ステンレス⇒6か月瓶
という、複雑な工程を経ているため、全体としてかなり落ち着いているようです。
味わいも、樽やアーモンド・ナッツ・スパイス系が特徴として表れていますが、いい感じですね。

個人的にはあまり樽の個性が強いワインは好まないのですが、これは美味しいです!
やはりいろいろ試してみることで新しい発見がありますね。

 

そして最後は
◆6.ヴァルテリーナ・スフォルツァート・メッセーレ 2001/ カーヴェン
です。

ちなみにこれが今日の出席者の中では一番の人気でした!

スフォルツァートとは、キアヴェンナスカ(ヴァルテリーナにおけるネッビオーロ種の呼び名)を3か月ほど乾燥させ、糖分を凝縮させてから圧搾して作る製法のこと。当然、できあがったワインは濃厚でアルコール度数の高いものに仕上がります。
(他に同様の製法として有名なものにアマローネがありますが、高い!)

味わいは…これはもう別格…でしたね。
なかなか言葉にはあらわせません。凄味すら感じさせてくれます。

このワインはモダンですが、01年ですのでもう12年寝ています。
「モダンワインは熟成しても美味しい!」
を証明するために作ったワインとのこと。
この情熱が口に含んだ時の凄味に感じられたんでしょうか。

 

しかし、ネッビオーロといっても製法によって全く味わいがかわりますね~。
ほんと不思議です。
これだけ味わいの振れ幅が大きいものは、メジャー品種でいけばサンジョヴェーゼくらいなものでしょう。

その中でも、今回ネッビオーロには独特の気品さが共通項として漂っていることを改めて認識しました。
ワインは世界中で作られていますが、ネッビオーロは北イタリアでしかできないのも不思議ですよね。
この味わいと存在意義について考えれば考えるほど、ますますネッビオーロの魅力にとりつかれてしまいそうです。

 

(シニアワインアドバイザーK)

最高の生産者が造る
極上のネッビオーロは、こちら!

【東京ワイン会】3月16日(土)15時-17時30分
@グリニッチミールタイム(恵比寿)


【日 時】3月16日(土)15時-17時30分
【場 所】カフェレストラン「グリニッチミールタイム」(東京・恵比寿)
【テーマ】「北イタリアの赤、バローロ・バルバレスコ・スフォルツァート飲み比べ~偉大なブドウ・ネッビオーロ~」
【費 用】1名5,000円

 

イタリアの高級ワインと言えば、「バルバレスコ」「バローロ」は有名ですよね。

いずれも、赤ワイン用ブドウ品種である「ネッビオーロ」から作られています。

 

今回は、そのネッビオーロから造られる北イタリアの高級赤ワインの「バルバレスコ」「バローロ」「スフォルツァート」の飲み比べを行います!

それぞれのテロワール(気候・地勢・地質・土壌等の条件が複合的に絡んだ、ブドウを育む生育環境)や醸造方法の違いを理解し、

みなさんの好みのタイプを見つけていただければと思います!

 

当日ご用意するワインは、以下6銘柄の予定です。


1.バルバレスコ・リゼルヴァ 2006/ テッレ・デル・バローロ
2.バルバレスコ・ガイア・プリンチペ・リセルヴァ 2006/ ロベルト・サロット
3.バローロ・リゼルヴァ 2005/ テッレ・デル・バローロ
4.バローロ・リゼルヴァ・アウダーチェ 2006/ ロベルト・サロット
5.ヴァルテリーナ・スフォルツァート 2005/ ネラ
6.ヴァルテリーナ・スフォルツァート・メッセーレ 2001/ カーヴェン

 

講師は、世界の銘醸ワインを取り扱うインポーターで、生産者をしっかり見極めて厳選していることでも定評のある

「株式会社稲葉」の小柳氏に行なっていただきます。

参加費用は、1名5,000円(当日現金でお支払いください)。

参加者は、上記ワインを通常の2割引!でご購入いただける特典付きです。
また、前回は最後に「じゃんけん大会」を行い、1名の方に当日試飲頂いたワインのうち1本をお持ち帰りいただきました!

 

ご参加を希望される方は、お手数ですがこちら宛に(←クリックしてください)、

※上記リンクからメールの送信ができない場合は、お手数ですが

  store@winesmart.jp にメールをお願いいたします。


①参加者名
②参加人数
③ご連絡先メールドレス
④ご連絡先電話番号(当日ご連絡の取れる電話番号をご記入ください)


を記載の上、ご連絡ください。

※開催場所の都合上、申込が12名となった時点で締め切らせて頂きます。あらかじめご了承ください。

参加してきました!2月2日東京ワイン会【by K】

はじめまして。

酔いどれ店主の酔いどれ仲間Kです。
店主に誘われ、2/2に恵比寿のレストラン『グリニッチ・ミールタイム』さんで開催されたワイン会に参加させていただきました。

 

解放感のあるこじゃれたレストラン。
この日のワイン会のお題目は、ブルゴーニュ白ワインの飲みくらべ!
赤の飲み比べはよくありますが、今回はシャブリからマコンの主要白ワインを一気にテイスティングできる、ちょっとマニアなシャルドネ祭り(笑)

冬空に白ワインかぁと思っていましたが、なんとなんと当日は素晴らしい天気!気温も3月下旬から4月並みとポカポカ陽気で、まさに白ワイン日和!これは期待できますね。

初めての投稿は、そんなポカポカ陽気の日に行われたワイン会の感想を綴ることから始めたいと思います。

 

テイスティングしたワインはこの5種類。
①シャブリ 1クリュ ヴォグロ(2010 ジルベールピク)
②リュリイブラン V・V(2009 ヴァンサン・ジラルダン)
③プイィフュイッセ V・V(2008 ジャック&ナタリー・ソメーズ)
④サントーバン 1クリュ アンレミイ(2009 ヴァンサン・ジラルダン)
⑤ムルソー 1クリュ レ・ペリエール(2009 ヴァンサン・ジラルダン)

 

飲む前は、ムルソーとプイィに興味深々!
(なぜかというと、お値段高いから(笑))
ブルゴーニュの白をこれだけ並べて飲む機会はないので、楽しみです。
ではテイスティングを始めましょう。

 

まずは①のシャブリから。

香り。グラスに鼻を近づけると、レモンライムの鮮やかな柑橘系の香りが鼻孔をくすぐる・・・というよりも鼻孔をサッと駆け上がる感じ。
ありがちな樽を中途半端に利かせたシャブリでないことが一瞬でわかる。
そのあとにくるのは花と砕いた石から感じられる硬質感のある香り。上質のシャブリのニュアンスだ。
口に含むと・・・舌の両側に鋭い酸味を感じ、舌をきゅーっとしめあげる。これはすごい酸だ!と思いつつしばし口の中で回してみる。酸はここからが大事。残念なシャブリは酸味のあとにちょっとしたエグ味を感じることが多いが、これは違いました。
舌で感じた酸が、これまた脳天からす~っと爽やかに抜けていくようで、シャープな酸と爽快さが併存するバランスのよいシャブリですね。
かのシラク元仏大統領が、旨さのあまりにピクにお礼の手紙を書いたと言われるのも納得です。
シャブリの酸とキンメリジャンを体感したいときにはもってこいの1本でしょう。
樽をきかせていない分、生ガキはもちろんのこと、ポン酢なんかとも合いそうです。白子とかとあわせて。キンキンに冷やして鱈チリもいいな。
(でも痛風の持病をもつ私は気を付けないと・・・)

 

つぎは②のリュリィ。
リュリィは、クレマン以外はほとんど飲んだことがないので、シャブリのような先入観がありません。これは楽しみ。
色はさきほどのシャブリと比べてやや黄色味をおびていますが、淡いイエローという感じでそんなに濃くはありません。
香りはグレープフルーツ、レモンにまざって少しナッツの香り混じっていますが、素直で爽やかな印象です。

飲んでみる。
シャブリと比べて酸味は穏やかながら、しっかりとしたミネラルを感じることができます。
味わいは香りそのままに、素直で爽やかな酸味が特徴で、これは何杯でもいけますね。
さきほどのシャブリはステンレスタンク100%熟成ですが、こちらは500Lの大樽で熟成しているのでやわらかいのでしょうね。
生産者のジラルダンも「自分が求めているワインだ。またもう一度飲みたいと思わせるワインだ」と言っているそうですが、よくわかります。
夏の昼下がりに、デニムとTシャツでくつろぐ女性を思わせる、普段着の飾らないワインですね。しかし、裏を返せば飾らないということは本質が露になる・・・ということですから、このリュリィにように飾らないことこそ本当のおしゃれなのかもしれません。

 

そしてお待ちかね③プイィフュィッセ。
色からして明らかに前者2種とは異なり、黄金を帯びた少し緑がかったイエロー。
当然樽の使い方が気になります。
ブルゴーニュのシャルドネは樽をよく使用する新世界のものと比べて酸が高いため、樽の使い方が難しいとされています。
香りは、柑橘系のアロマに加えて、やはりナッツや蜂蜜といったブーケが広がります。バランスはどうか?
樽由来のブーケは色ほどには強く主張せず、柑橘系アロマと渾然一体と化した上品な仕上がり。
どうやら、樽の風味が強すぎないように新樽比率を20%程度にとどめ、2-3年使用したアリエのオーク樽を使用し、MLF、さらには8か月間も澱とともに寝かせるそうです。
なるほど!このバランスの良さと一体感はそこからくるんですね~。

味わいは、これまた美味。ねっとりとしたコクのある旨味が口中に広がります。
旨い!
料理は、クリームコロッケや肉のクリーム煮などと相性がよさそうですね。
前菜から主菜まで1本で通せそうなワインでした。

 

④サントーバン
これもリュリィ同様あまり馴染みがないワインです。
そもそも場所はどこだっけ??というくらいな感じでしたが、個人的にはなんと本日一番のびっくりワインでした。

このサントーバン アンレミィはコート・ド・ボーヌ、いや世界を代表する白ワインの銘醸地ピュリニーモンラッシェと隣り合わせで、文豪デュマをして「跪いて飲むべし」と言わしめたグランクリュ:モンラッシェとわずか数百Mの距離。しかも標高もほぼ同じという極めて恵まれた場所にある畑です。
それがモンラッシェの何十分の一の価格で飲めるというのだから驚きです。ワイン会に参加していた方が「まるで銀座と新橋ですね」と言われていましたが、まさに言いえて妙!サラリーマンのモンラッシェと言い換えてもいいかもですね(笑)

そしてかなりの期待を込めていよいよテイスティング。
バター、ブリオッシュの香りがさらに期待値をあげてくれます。
口に含むと感じるのは、まずはミネラルの硬質感。やや丸みをおびています。その感覚が持続しつつ白い花・蜂蜜・トーストなどの
気品ある味わいがおしよせます。
包み込まれるような爽やかな甘さも感じ、まさに今が飲みごろの素晴らしい白ワイン。
出汁の効いた肉じゃが、おでんなんかとあわせてみたいなと思います。
(最近、和食とワインのマリアージュにはまっています)

 

最後は真打⑤ムルソー。
言わずもがなですが、白ワインの代名詞の一つですね。グランクリュをもたないのが不思議なくらいです。ちなみに、今さらですが
本日の会費は5,000円。それで、上記4つの白ワインに加えてムルソー・1クリュ・レ・ペリエールが飲めるのはかなりお得。

とうことでムルソーに関しては、もう四の五の言わずにちゃっちゃと飲む。

2009と比較的新しいヴィンテージなので果実味がやや立ちすぎている印象はありましたが、厚みのあるボディと長く続く余韻、そして
口の中から沸き起こる至福感は他の4本と比べて明らかに別格です。熟成したら一体どうなるのでしょう??
考えただけ生唾ものです。

そういえばカミュの代表作「異邦人」の主人公もムルソーでしたね。
さしたる目的もなく殺人を犯したムルソーは、裁判官に対してその動機を「太陽がまぶしかったから・・・」って言っちゃう。
きっと彼はムルソー(ワイン)を知らなかったし、当然飲んだこともなかったんでしょうね。もし飲んだことがあれば、自分と同名のムルソーがもたらす至福感に感動して、もしかしたら悲惨な結末にはならなかったのではないか・・・という、まったくどーでもいいようなことも考えさせてくれるくらい奥深いワインでした。

 

以上、2月2日(土)に行われた、ワインスマート主催の東京ワイン会レポートでした。
ではまた、美味しいワインとおもしろいマリアージュなど、これからいろいろご紹介させていただきます!

 

(シニアワインアドバイザーK)

ワインスマートスタッフが数多くのワインを試飲し厳選した
普段飲みに!厳選辛口白ワイン6本セット A

【東京ワイン会】2月2日(土)15時-17時30分
@グリニッチミールタイム(恵比寿)

【日 時】2月2日(土)15時-17時30分
【場 所】カフェレストラン「グリニッチミールタイム」(東京・恵比寿)
【テーマ】「フランス・ブルゴーニュ地方の白ワイン飲み比べ~シャブリからマコンまで~」
【費 用】1名5,000円

 

フランス・ブルゴーニュ地方は、白ワイン用のブドウ品種の代表格である「シャルドネ」の原産地としても有名です。

(「シャルドネ」の名は、ブルゴーニュ地方のマコン郡にある、シャルドネ村の名前から来ていると言われています。)

コート・ド・ボーヌを中心として、北はシャブリから南はマコンに至るまで、各地域の個性が反映された秀逸な白ワインが生産されています。

 

そんな地域の白ワインを飲み比べることで、

それぞれのテロワール(気候・地勢・地質・土壌等の条件が複合的に絡んだ、ブドウを育む生育環境)の違いを理解し、

みなさんの好みのタイプを見つけていただければと思います!

 

当日ご用意するワインは、以下5銘柄の予定です。

「もしムルソーに、グランクリュがあるとすれば間違いなくこの畑」と言われる、

「ムルソー プルミエ・クリュ レ・ペリエール」も登場します!

 1.プイィ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008/ジャック&ナタリー・ソメーズ
 2.リュリィ・ブラン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2009/ヴァンサン・ジラルダン
 3.サントーバン プルミエ・クリュ アン・ルミィ 2009/ヴァンサン・ジラルダン
 4.シャブリ プルミエ・クリュ ヴォグロ 2010/ジルベール・ピク・エ・セ・フィス
 5.ムルソー プルミエ・クリュ レ・ペリエール 2009/ヴァンサン・ジラルダン

※ヴィエイユ・ヴィーニュ:樹齢の高い古木から採れたブドウで作ったワイン。樹齢が増すほど収穫量は落ちるが、凝縮感の高い高品質なブドウが収穫でき、それから作られるワインも高級なものとなる。

 

講師は、世界の銘醸ワインを取り扱うインポーターで、生産者をしっかり見極めて厳選していることでも定評のある

「株式会社稲葉」の小柳氏に行なっていただきます。

参加費用は、1名5,000円(当日現金でお支払いください)。

参加者は、上記ワインを通常の2割引!でご購入いただける特典付きです。

 

ご参加を希望される方は、お手数ですがこちら宛に(←クリックしてください)、

 ※上記リンクからメールの送信ができない場合は、お手数ですが

  store@winesmart.jp にメールをお願いいたします。

 ①参加者名
 ②参加人数
 ③ご連絡先メールドレス
 ④ご連絡先電話番号(当日ご連絡の取れる電話番号をご記入ください)


を記載の上、ご連絡ください。

※開催場所の都合上、申込が12名となった時点で締め切らせて頂きます。あらかじめご了承ください。