他のお酒と同様に、ワインにもいろいろな飲み方や好みもあるので一概には言えないですが、
一般的に、
爽快感、清涼感を楽しみたい時は低めの温度、
香りやコクを楽しみたい時は、高めの温度
が良いでしょう。
温度が低いと、酸味は低温では爽快感を伴ってやや強く感じられ、切れ味の良い味わいとなりますが、
温度が高くなると、渋味や苦味、酸味は落ち着いてこなれたものとなり、複雑味やボリューム感、香りが引き立ちやすくなります。
ボルドータイプの、ボリューム感があり、重たく、渋みの強い赤ワインは16~18℃、
渋みが穏やかなブルゴーニュ等の赤ワインは、少し低めで14~16℃、
樽の効いたカリフォルニアやブルゴーニュのシャルドネ等の白ワインは、12~14℃、
軽く爽やかなリースリング等の白ワイン、その他甘口のものやフルーティーなロゼワインは、10~12℃
が目安となります。
また、清涼感を楽しみたい、シャンパーニュ等スパークリングワインは、4~10℃程度にしっかり冷やして飲むのが良いでしょう。
温度を下げることで、泡が切れにくくなる効果もあります。
なお、スパークリングワインを早く冷やすには、氷水を入れたワインクーラーにボトルを突っ込んでしまうのが一番です。
(酔いどれ店主)